偉大なるマルグリット

グザヴィエ・ジャノリ、2015。久しぶりに全く意味不明な映画を見た。ストーリーはありきたりで、映像演出はフランス映画らしからぬ冴えのなさ。無駄なキャラクターも多すぎる。夫婦の愛の物語であるはずなんだけど、そんなのわずかしか描いていない。コメディ要素をひたすら排除する意図もわからなかった。腹立たしい映画ではなかったが、これほどなにも感じない映画を見たのは本当に久しぶり。シルヴァン・デュエードって役者はカッコよかった。85点。