博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

スタンリー・キューブリック、1964。ブリティッシュなブラックユーモアについていけず。しかし一人三役のピーター・セラーズ劇場としては申し分なし。やはり特にドクター・ストレンジラヴは強烈だったし、彼からラストへと流れるところなんかはすごくかっこいい編集だと思った。セリフが多いんだけどこれくらいだと普通の日本人でだいたい読めるのだろうか。自分には多すぎて途中で読むのをやめてしまった。もしもう一度見る機会があれば吹替版で見たいところ。女性がほぼ皆無のなか、一人だけ愛人役みたいなのが出ていたシーンがすごく印象に残っている。90点。