オールド・ガード

ジーナ・プリンス=バイスウッド、2020。死ねなくなってしまった戦士たちの物語。不死身の快進撃を見せつけるような映画ではなく、不死身であることはかなりネガティブに捉えられている。さらには寿命もあるらしくて、シャーリーズ・セロンはどうももうすぐ死ぬらしい。どうしても陰鬱なムードの中で話は進むのだが、シャーリーズ・セロンは今作でも絶好調である。カッコいいという概念には男性なんか必要ないんじゃないかってくらいにカッコいい。そしてアクションも相変わらず素晴らしい。もう少し不死身であることの面白さを描けると良かったと思う。続編もやる気みたいだから楽しみにしている。90点。