進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 前篇・後篇

樋口真嗣、2015。アニメにハマってしまい映画も見たのだが、これはヒドかった。脚色からして大いに飛躍させているように見えるのだが、それでいて原作に縛られてしまっている。前篇は特にヒドかった。カメラも人も動いてばかりで落ち着きがない。そして決めのショットのカッコ悪さ。あとは内容をぶっ込みすぎてなにをやっているのかよくわからない。後篇ではやや落ち着いてみることができた。CGもちょっとひどくて石が落ちる何気ないCG描写にもリアリティがまるでなく残念だった。アニメ版は見るのが止まらなくなったが、映画版は見るのが苦痛だった。85点。